XRP元帳にAMM実装|優れた特性と将来性
☰XRP元帳にAMM(自動マーケットメーカー)機能が追加
XRP元帳は、毎秒4000回の取引を可能とする、シンプルな分散型合意(コンセンサス)を特徴とした決済用の元帳です。
XRP元帳には、スマートコントラクト機能などの余分な機能は持たせず、その代わりプロトコルレベルでネイティブな分散型取引所(DEX)が開発当初から組み込まれています。
XRP元帳AMM|Ripple社、吉川絵美さんの発言
Ripple社の吉川絵美さん(Ripple社コーポレート戦略担当副社長)の2022年Apex時の発言では、
※MEV= Miner Extractable Value(マイナーが抽出可能な価値)
DEXで「フロントランニングが発生しない」という大きな優位性があります。
AMM(自動マーケットメーカー)とは何か?
自動マーケットメーカー(AMM)とは何か?と言えば、
※PancakeSwap、UniSwap、等
☰自動マーケットメーカー(AMM)の仕組み
- ①一般ユーザーは、資産を50:50の価値で「流動性プール」に預け入れる
- ②分散型取引所(DEX)で暗号資産を両替したい、別のユーザーが「流動性プール」を活用して、資産Xを資産Yに交換する。(このとき、手数料分が流動性プールに還元される)
- ③流動性プールに資産を預け入れているユーザーは、資産を預け入れるだけで自動的に手数料収入による金利を得られる
- ④DEXで両替をしたいユーザーは、流動性プールにより安全に低コストで資産を両替できる
⇨板取引によらず「流動性プール」により
安全に分散型で資産を両替できるしくみ
通常のマーケットメイキング(市場の流動性創出)では、マーケットメイカーの板注文により取引がマッチングされますが、AMM:自動マーケットメーカーでは、DeFiのプロトコルにより自動的に注文が処理されるしくみです。
XRP元帳のAMMはいつ実装される?
XRP元帳のAMMはいつ実装されるのか?については、未だ公表されていません。
☰XRP元帳のAMMはいつ実装される?
XRP元帳AMMの実装予定は未だ公表されていませんが、
- ①XRP元帳上にCBDC発行の予定(SideChain上)
- ②あらゆる資産のトークン化(SideChain活用)
- ③XRP元帳によるEVMスマコン・DeFi(SideChain活用)
⇨AMMとの組み合わせで、新たな展開
2022年後半~2023年にかけて、XRP元帳ではSideChain、XRP元帳フック機能、などの重要な機能アップデートが予定されており、これまで利用されてこなかった新たな分野でのXRP元帳活用、および新たなソリューションが開発・発表されることが予測されます。
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