金融の未来像とWeb組み込み型のお財布
DeFi・ファーミング
昭和~平成にかけて、銀行システムは、基本的にはATM+通帳であり、近年急速的にアプリ化(PayPay、銀行アプリ)に流れてきています。(トレンド)
お金とは、そもそもが数字データであり、高度にインターネット化した現代において、金融がWebと融合していくのは自然な流れです。※Webとは人間がインターネット上でデータを閲覧するためのインターフェースです。
Ripple/Interledgerの文脈において、金融がWeb・インターネットと統合されるのは必然であり、Coil社では、Chrome拡張機能としての『Web支払いアプリ』を開発しており、
これは『大きな野望』です。
金融の未来像とWeb組み込み型のお財布
金融の未来像として、アプリに支払いが組み込まれているのは必然であり、それを取りに行こうとしているのが、『Ripple/Coil社』です。
とくに中東・南アフリカ地域における、『リープフロッグ現象』を狙いに行っているのが顕著です。
※これは、誰もやろうとしていなかったことです。
≡金融の未来像(Ripple/Coil社)
- ①Web組み込み型のお財布
- ②お財布から、投資できる(DeFi・イールド)
①Web組み込み型のお財布
Web組み込み型のお財布では、お財布(支払いアカウント)とWebブラウザを紐づけることにより、新しい支払い体験=メンドウな会員登録やログインが必要なくなる というメリットがあります。
あらゆるサイトで、会員登録やログインが必要なく、ブラウザから直接支払いできるようになるとすれば、利便性は非常に高まりますよね。(AmazonPayのブラウザ版のような仕組み)
それを、オープンな仕組みでやろうとしているのが『Coil社』です。
②お財布から、投資できる(DeFi・イールド)
さらに、お財布から様々な価値に投資できるようになるとすれば、非常に便利です。
たとえば、Ripple社は為替市場の流動性に対する金利ファーミング商品を開発中であり(LiquidityHub)、わたし達は資産を預けておくだけで、そこから安全に金利を引き出せるようになる可能性があります。
現在のところ、非効率なFXシステムにより、マーケットメイカーが市場の価格差から利益を得ていますが、Ripple社のAIによる効率的なマーケットメイクにより、ユーザーは効率的に市場から金利を得られるようになる可能性が高いです。
(XRPLDEX+AMM)
金融の未来像とWeb組み込み型のお財布|まとめ
お財布がWebに組み込まれるということは、かんたんに言えば『ブラウザ版のAmazonPay(PayPay)』です。PayPayがChrome拡張機能になれば、シンプルに便利ですよね。
それとおなじです。
金融はデジタル化(AI・ブロックチェーン革命)が起きていますので、お金を単なるデータとして取り扱うことは、それほど難しくはありません。
お金に互換性があれば、インターネット上のあらゆる部分で、かなり簡単に支払いが可能になり、
- ①ブラウザから支払う
- ②アプリから支払う
これらの支払い方法は、すでに可能です。
それを作ろうとしているのが、Rippleです。
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